私費留学とお金
「お金のことは、合格してから考えればいい。」
私費留学でしたが、いざとなったら銀行から借りればいいと思っていたので、お金のことをあまり深く考えていませんでした。この甘い考えのために、せっかく合格したMBAを辞退することになりました。
僕の当時の財政状況は、、、
・貯蓄は300万円にも満たない
・大学以外の奨学金には申し込んでいない
・両親からの親ローンは無理
・身内に富豪はいない
しかし、最低でも約1000万円をローンなどで調達する必要がありました。
アメリカ留学には、すごくお金がかかります。とくにMBA。僕の場合は、初年度に生活費込みで約800ドルが必要でした。1ドル120円だとすると約1000万です。2年間だと1500-2000万円くらい。
「学生になる本人は、基本的にお金を借りることはできません。」
まぁ、無収入になる人にお金なんて貸さないですよね、普通(笑)
アメリカの学生は借金をして大学に通っていると聞いていたので、大学と提携しているローンがあると思っていました。確かに大学が紹介してくれるMBA学生用のローンがあったりもするのですが、、、
はい、そんなインターナショナルな家庭には育ってません!
現地保証人、必要ですよね。そりゃそうだ。
2. 日本の銀行ローン
各銀行が様々な教育ローンを提供しています。在学期間中は、利子のみの返済でOKなので安心です。しかし、、、
各銀行が様々な教育ローンを提供しています。在学期間中は、利子のみの返済でOKなので安心です。しかし、、、
「条件の良い担保や高年収じゃないと、そんなに借りることはできません。」
ここで、一般家庭の強い味方、国の教育ローンに出会います。銀行とは逆で、収入が少なければ借りることができます。そして、留学向けには450万円まで貸してくれます。
これは、申し込んだらサクッとOKがでました。
が、、、お金が足りない。。。
大学にも相談しましたが打開策が見つからず、残念ながら入学を辞退せざるを得ませんでした。2年の時間を費やし、様々な方々のサポートのおかげで合格できただけに、情けないやら、申し訳ないやら。。。
結果的には、この失敗が奨学金取得やMIT合格につながるのですが、この時はそんなこと微塵も予想していませんでした。
お金について考えること、とても大事です。